2011年10月05日

25年ぶりの自由

2011年10月4日 − テキサス州ジョージタウン

1986年8月のある朝。午前5時半に旦那(Michael Morton)は妻(Christine )と子供(当時3歳男児)を残して、仕事へ出勤した。

その後、妻は撲殺死体となって発見される。。。。


旦那は妻の殺害容疑で逮捕され、状況証拠のみで有罪判決を受けて25年近くも殺人犯として服役してきた。


彼は、逮捕以来一環して無罪を主張し、だれか家に侵入してきた奴の仕業に違いないと訴えてきたが、ことごとく無視されてきた。


検察側の主張によると、動機は「自分の32歳の誕生日の夜にセックスを断られて逆上した」というもの。


しかし、彼の当時3歳の息子はどうやら現場を目撃したらしく、「ママを襲ったのはパパじゃない」と証言。しかしこの情報は検察によって握りつぶされ、法廷に出ることはなかった。。。


ところがここにきて、1986年当時にはできなかったDNAテストが行われ、その結果、殺人現場の近くに落ちていたバンダナから、被害者クリスティーンのDNAと、前科モノのDNAが検出されたのだ。


DNA検査の実行や、当時3歳の息子の証言が25年もたって出てきたのはなぜか?


それは、NYを拠点として無実の人を救う活動をしている Innocence Project という組織が一役かっているようだ。


この Innocence Project って知ってますか?

DNA証拠をベースに無罪を証明するために尽力している組織で、これを題材にした映画があります。


偶然、数週間前にみたんだけど、「コンビクション」って映画です。実話に基づいており、殺人罪で逮捕された兄を救うために、妹が弁護士となり、真実を暴いていくっていうストーリー。

これ、むっちゃお勧めです! 久しぶりにいい映画をみたなぁ、って思いました。


日本では去年公開されているようです。解説とかはこちらで確認できます〜〜。
http://www.entaho.com/arch/movie/drama/serious/conviction.html


久しぶりにスカッとする映画です。作り物の勧善懲悪ではないアメリカ映画、よかったらぜひみてください〜〜。


あ、かなり脱線あせあせ(飛び散る汗)


なにはともあれ、DNAによって事件への関係性が否定されたマイケルさん、めでたく本日25年ぶりに釈放されました〜〜〜。


では誰が真犯人だったかって!?


DNAで検出された前科モノ、これが限りなくクロにちかいようです。なぜならコイツのDNAが類似事件(1988年1月に女性が自宅で撲殺された事件)でも検出されたから。そしてこの88年の事件時、マイケルさんは既に刑務所にいたのです。
(ちなみに、今回のニュースではこの真犯人の名前は明かされていません。)


今回の無罪判決後、他にも間違いがあるんじゃないかという意見がでてきました。そして、同じテキサス州で放火殺人犯とされ、2004年に死刑にされてしまった男性のケースがニュースに取り上げられていました。


この男性、放火をしてわが子3人を殺害した罪で有罪となり、2004年に死刑が執行されてしまったのですが、彼の死刑執行後、有罪判決に使用された科学的証拠は誤りであったと、何人もの専門家が証言しているのです。。。。


テキサス州って全米でもダントツの死刑執行数を誇る州。


でも中には、わが子を誰かに殺された上に、自分が犯人とされ、死刑にまでなってしまった人もいるかもしれないと考えると、、、、いいのか!?それで。 って思っちゃいますよね。。。


ちなみに、無罪の罪で25年も投獄されていたマイケルさん、州の補償制度により、最高2百万ドル(約1億5千万円)もらえるようです。


でも妻を亡くし、かわいい盛りの息子と離れ離れで、殺人犯として過ごした25年を考えると、お金の問題じゃないですよね〜〜〜

参考:cbs news


posted by おうちマン at 14:25| Comment(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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