2012年03月24日

銃社会アメリカの現実

アメリカでは犯罪歴がない成人は一定の待機期間後、銃を買うことができます。(例によって、州ごとや地域ごとに規定は異なるので、全部がそう、とは言えないけれど。。。)

日本に比べれば、一般人が銃を手にするのはとても容易なわけです。

だからこそ、銃社会アメリカなんでしょうけど。。。

子供がお父さんの銃をクラスメートに自慢しようとして学校へ持ち出し、クラスメートを誤射してしまった事件が最近ありました。


両親がガソリンスタンドで給油中、車内にあったお父さんの銃で遊んでいた3歳の男の子が自ら頭をぶち抜いて即死してしまった事件も最近報告されています。


その他にも自閉症の9歳姉が7歳弟を打ち殺してしまった事件も紹介しましたね。。。


とにかく最近銃の犠牲になる子供たちの数があまりにも多すぎるのです。


そんな中、今年11月にアメリカ大統領選挙が行われる予定です。


新大統領の下、銃の所持規制や新たな購入が制限される可能性が取りざたされています。


そこでアメリカ人が取り始めた行動。。。なんだと思います?


「銃を規制するのはいいことだ!!」とみんなが賛成するかと思いきや、現状は実にその反対!


銃の購入が規制される前の、かけこみ購入が相次いでいるのです!!!


拳銃メーカーである Sturm, Ruger & Co などは、今年に入ってわず3か月の間に(いや正確にいうとまだ3月が終わってないから2か月半の間に)、なんと100万丁もの注文を受け、生産が追い付かず、今現在は新規受注を完全に断っているとか。


有名な Smith & Wesson も売り上げはうなぎ上りだそう。


今年に限らず、例年1年のうちでこの時期が一番銃の売り上げがあるそうです。なぜかって?確定申告の還付金が戻ってくる季節だからだそうな。。。。


現金が戻ってくると、銃を買うんですね。。。


実はオバマ大統領が選出された2008年にも同じような現象があったそうです。。。オバマ大統領は銃器を制限すべきという考えの持ち主なので、この11月にオバマ大統領が再選されると、さらに規制が厳しくなると人々は予想しているわけです。


ちなみに2011年は1100万丁の拳銃が売買されました。今年はそれを容易に上回ると予想されています。


銃器市場の好調が、アメリカ経済を支える一因となっているという人もいるようですが、、、、そういう問題じゃないだろ!!とちょっと思っちゃいます。


一般市民が銃を保持することに反対している人も当然たくさんいると思います。でも、規制が強くなる前に銃と弾の買いだめに走る人が多いこともアメリカの現実なんですよね。。。




posted by おうちマン at 02:31| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

自警団長が起こした事件の続き

この前お伝えした自警団リーダーによる黒人の17歳少年射殺事件の続報です。


アメリカで批判が高まっているこの事件ですが、なんとオバマ大統領が記者会見でコメントするほどになっています。


ローズガーデンでの記者会見で、オバマ大統領はこの事件に触れ、


「この事件は悲劇以外の何者でもなく、ご両親の悲しみははかり知ることができません。この被害者少年のことを考えるとき、私は自分の子供のことを考えます。我が国の両親すべては、何が起きたのか、どうして起きたのか、真実を知る権利があると強くあると思います。連邦、州、ローカルの全機関が全力でコトの真相究明にあたるべきです。」


と述べています。

そして、

「もし自分に息子がいたら、きっとこの被害者少年に似ていたと思う」とまでコメント。


たしかに、被害者少年、ちょっとオバマさんに似ているかも〜。


そしてこの事件は、地元警察には任せておけないと、現在ではFBIと司法省による捜査が続けられています。


少年を射殺した自警団リーダーは、相変わらず「正当防衛でやむ終えず撃った」と証言しているようです。


これは私見ですが、今回の件を無罪放免のままにしてしまうと、銃社会アメリカがもっと深刻な状況に陥ってしまうと思います。


ライセンスを持って銃を所持し、自らを自警団リーダーに勝手に任命したら、町を歩いている人を殺していいのだ!っていうわけがないのですから。。。


posted by おうちマン at 02:09| Comment(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月22日

自称自警団長が起こした事件

アメリカはご存知のようにさまざまな人種が寄り集まっている国です。


黒人の方は、人種問題にとても敏感で、時々度を越していると思われる発言はあるものの、やはりそれだけ騒ぐには理由があるわけで。。。


フロリダ州で2月末にある射殺事件が発生しました。


被害者は死亡。被害者を撃った人物はその場で逮捕されたものの、約1か月経っても、起訴されず。


現在の時点では無罪放免で、当局に拘束されることもなく、自宅に戻っているようです。


前置きが長くなりましたが、事件の概要をご紹介します。


2月27日午後7時頃。フロリダ州サンフォードのとある地域で自警団リーダー George Zimmerman が見回りをしていました。


自警団というのは、英語で「neighborhood watch」。ご近所を見回って地域の安全確保に努めるグループを指します。


この自警団は自発的なもので、大抵やりたい人がやるといった性質のもの。このジョージさんも地域の安全のために、自らリーダーとなり、拳銃を片手に見回りをしていたのです。


この日、サンフォードにいる父親のところに遊びに来ていた17歳の黒人の少年がいました(少年の現住居はマイアミ)。



夜7時くらいにこの少年は近くのコンビニへお菓子を買いに行ったようです。


帰り道、マイアミに住む彼女と電話しながら父親の住むアパートへ徒歩で帰宅途中のこと。


「誰か後をつけてくる」ことに少年は気が付き、電話先の彼女にその旨を言いました。


そう、この少年の後をつけていたのは、自警団リーダーのジョージだったのです。


普段近所で見かけたことのないこの黒人少年に、ジョージ(見た目白人。でも家族によるとヒスパニック系)は目を付けたのです。


少年は自分の後をぴったりついてくるジョージをまこうとし、パーカーのフードをかぶって急ぎ足で歩き始めました。


ジョージは別に警官でもなんでもないので、制服を着ているわけでもなく、いわゆる一般市民。体は少年よりかなり大きめ。


自分の後ろにぴたーっとついてこられたら、怖いですよね。。。


少年はジョージを巻こうとしたものの、ジョージはしつこい。


そして少年はジョージに「なんで後をつけてくるんだ?」と質問(この会話は携帯電話を通じて少年の彼女が聞いていた)。


ジョージは「お前こそ、ここらに何の用だ?」と質問返し。


ここまでの間にジョージは警察へ通報し、あやしい黒人男の後を尾行している、と報告。


警察ではジョージに「あなたが尾行をする必要はない」と尾行をやめるように指示しています。


しかし、ジョージは尾行を続けた挙句、少年と取っ組み合いになったようです。その時点では警察との通報も終わり、少年と彼女との電話も切れ、目撃者もいない状態。。。



取っ組み合いの最中、男性の声で「HELP! HELP!!」と叫んでいるのが複数の住人によって聞かれています。


そのうち数人が警察に通報。


この近所の人と警察との通話中にもバックグラウンドで「HELP!」と聞こえていました(ニュースで通話記録が流されたので)。


そして、、、、銃声の音も。。。


そう、自称自警団リーダーのジョージは丸腰の17歳少年を射殺してしまったのです。。。


警察がすぐに駆けつけたものの、少年はうつぶせで死亡。


ジョージは鼻と後頭部から出血しており、「正当防衛でやむ終えず撃ったんだ」と警官に証言。「撃つ前にHELP!!」と助けを求めたとも。



そう、ジョージによると、近所の人たちが聞いた「HELP!」と助けを求める声はジョージのもの。


しかし、、、、


警察へジョージが通報した際、黒人を蔑視するような発言をジョージがしていたらしいことが最近になって判明。


後をつけてきたジョージを不気味がり、少年はジョージをまいて逃げようとしていた。


少年は武器を持っておらず、コンビニにお菓子を買いに行っただけ。


ジョージは執拗に少年を尾行し、拳銃を持っていた。


警察はジョージに「尾行など君がする必要はない」と言っていた。それなのに尾行を続けた挙句、少年ともみあいに。。。


このような状況でジョージが「HELP!」と叫ぶような状況になるでしょうか???


という素朴な疑問が浮かんできますよね。


まるで自ら少年にケンカを吹っかけにいっているように思えますよね。


そして、未来ある少年を射殺したにも関わらず、正当防衛という名の下、おとがめなし(今のところだけど)。


これを世論が許すはずもなく。。。


地元警察には、ジョージの責任追及を求める署名が既に 700,000 以上集まっており、ニュースでもこの一件は大きく取り上げられています。


ジョージの家族は、ジョージはヒスパニック系であり、いろいろな人種に交じって育ってきた。人種差別者だなんてとんでもない、と言っていますが、、、、


人種差別者でないとしても、あきらかに行き過ぎた行為ですよね。


ジョージは銃を持つライセンスはちゃんとあったそうですが、自警団の見回り時にそれを持っていく必要はないわけで。。。っていうか、近所の見回りに拳銃が必要なくらい危険なところなら、そもそも素人が拳銃持ってうろつく方が危ないのでは!?


でも17歳の少年がコンビニ帰りに歩いて帰れるくらいだし、「HELP」の声を聞いた人が何人も警察へ連絡してくれるくらいだから、そんなに治安の悪い地域とも思えないのです。


ジョージがケガを負ったのが事実だとしても、警察の忠告を無視して、尾行を続けた彼の自己責任な気も。。。何よりもいきなり尾行されて、拳銃を突きつけられたら、クレイジーな男から逃げようとしますよね、、、普通。


たぶん逃げようとした少年をジョージが捕まえようとし、取っ組み合いになったと。。。



そもそも、午後7時にコンビニ袋片手に歩いていたのが、女性や家族連れだったら、ジョージは尾行などしなかったと思います。


そのあたりの事情と、警察通報時の黒人蔑視発言から、今回の事件が黒人相手だからこそ起こったものでは!?
という疑念が生まれてるんですねぇ。。。。



やっぱ人種問題、奥深いです。


posted by おうちマン at 08:43| Comment(0) | 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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