2012年05月09日

星野道夫さん

娘が通っている日本語補習校の図書コーナーから借りてきた1冊の本。

娘が宿題をやっている横で、暇つぶしにぱらぱらとみていました。

タイトルは「クマよ」。

表紙には母熊に守られた小熊の写真。

てっきり、クマの親子のほのぼのストーリーだと思いました。

読み進めると、クマへの語りかけのようなスタイルの詩に、クマのさまざまな写真。

その詩がなんだか子供向けではなく、クマを「おまえ」と呼びかけています。

小3の娘(英語対日本語が6対4のバイリンガル)の感想は、「おまえ、おまえって何かへん〜〜〜」。

確かに日常生活で「おまえ」とか呼びかけるとエラそうですもんね。

まぁそんなこんな言いながらも、最後まで読んだわけです。そして裏表紙に、この本は星野氏の遺稿と写真、それについていたメモを参考に作りました。とあるではないですか。

遺稿?という言葉に気が付き、著者紹介文を読むと、著者の星野道夫さんは1996年に43歳の若さで亡くなっていることがわかりました。

でもなんでこんなに若くして・・・?と思った私はググってみたわけです。

すると、彼はテレビ番組の取材で訪れた先でクマに襲われて死亡していたことがわかり、びっくり。

1996年、私はまだ日本で普通の会社員でした。ってことは、当時ニュースで流れたはずなのに、まるで記憶にない。。。。

星野さんの写真(「クマよ」しか拝見しておりませんが)は、とても素晴らしく、雄大な自然とクマの姿が生き生きと写されておりました。

でもテレビ局クルーの方たちが山小屋に泊まったのに、星野さんは「餌となるサケが多いこの時期はクマは人を襲わない」という信念の下、一人山小屋から数メートルの距離にテントを張っていたそうです。

そして、ある明け方、星野さんのテントは襲われ、彼は帰らぬ人となってしまいました。。。

理屈上では、人を襲わない時期だったのでしょうけど、でも、やっぱ動物は動物。100%安全ということはないわけで。。。

私の地元でも、つい昨日、またまたピットブルに2歳女児が襲われ、大けがをする事件がありました。飼い犬にかまれてしまったわけですが、どんなに動物の生態や性質を知っていると思っても、やっぱ油断は禁物です。。。

まさか子供が図書コーナーで借りてきた本で、こんなに考えさせられるとは思いませんでした。児童書とはいえ、大人が読むとまた別の意味で感慨深い本です。




posted by おうちマン at 14:33| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おもしろい出会いですね!^^
Posted by 三浦博志 at 2012年05月10日 17:17
三浦さん、コメントありがとうございました!すいません、コメントに気が付かず、、、今頃になってですが、、、(汗)。

Posted by おうちまん at 2012年05月23日 12:04
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