2013年11月09日

たばこ買ってくれよぉ、の結末

さ、久しぶりのアメリカの三面記事です。

事件の舞台はアイオワ州。

月曜日のこと、19歳になる息子 Tyler Comstock と、その父親 James Comstock は造園業の現場で一緒に働いておりました。

父親のジェームスによりますと、どうやら息子タイラーが「たばこを買ってくれよ」とねだったことから事件が始まったようです。

アメリカの喫煙可能年齢は18歳なので、どうして19歳のタイラーが父親の許可を得なきゃいけなかったのかは、定かではありませんが、各家庭のルールってありますからね。もしかしたら単に手持ちのお金がなかったから、父親にたばこ買って、って頼んだだけかもしれないし。

なにはともあれ、息子の願い(たばこ買ってくれ)を父親は断りました。

すると腹を立てた息子のタイラー、造園業者のトラックを奪い取って乗り去ってしまったのです。

そんな息子の行動に腹を立てた父親は、警察に通報。息子がトラックを盗んで乗り去ったと告げました。

警察は「正式に盗難届を出してもらうことになりますが、いいんですか?」と父親に確認。すると、父親は「盗難届を出す」ことに同意。

父親の意向を受けて、警察は息子タイラーを追跡。

目立つ造園業者のトラックは簡単に見つかり、警察はタイラーにトラックを停めるように指示。しかしタイラーは従わずに走り続けたようです。

そして舞台は最終現場となるアイオワ州立大学の構内へ。。。警察に追われる形で大学構内に乗り入れたタイラー。途中警察車両との衝突などもあったようですが、いよいよ追い詰められて停車。

警察はエンジンを切るようにタイラーに言うも、タイラーはそれを無視してエンジンをふかしまくり(車自体は停まっていたようです)。


そして次の瞬間。警察は拳銃を発射。6発のうち2発がタイラーに命中し、タイラーは病院に運ばれたものの死亡してしまいました。。。。


なんてことのない日常よく見られる親子喧嘩。父親は息子を懲らしめるつもりで警察に通報したのでしょう。でもまさか射殺されてしまうなんて夢にも思わなかったのではないでしょうか。

父親によると、射殺されたタイラーは丸腰で武器を持っていなかったとのこと。

若さゆえ、頭に血が上り、父親なんてくそくらえ、警察なんてくそくらえ!くらいな気持ちだったんでしょうか。自分の思い通りにならない幼児がダダをこねるように。。。

しかしここはアメリカ。警察の指示に従わないと、射殺されてしまうのです。相変わらず恐ろしいですね。。。

この事件、実はちょっとした問題になっているようです。

警察の無線のやり取りもネットに出回っていますが、警察に追われむちゃな運転を続けるタイラーを危険と判断した人もいたようです(警察側)。で、運転手も分かっているし(タイラー)、車は目立つ造園業者のロゴ入りだから、とりあえず追跡はやめ(カーチェイスで無理な運転の結果、一般市民を巻き添えにしないようにするため)、後で逮捕したらどうか、と無線で提案していたのです。

ところが、追跡をしていた警官は追跡をやめることなく、最終的には丸腰のタイラーを射殺してしまったと。。。

父親は「こんなことになるなんて。。。」と茫然自失の様子。

いくらアメリカでも、「発砲を避けることができたシチュエーションではなかったのか!?」と問題になっているとか。

親子喧嘩(しかも命の危険がない)の末に、警察に通報しちゃう父親もなんですが、警察の指示に従わないからというだけで射殺しちゃう警察もどうかと思いますよね。

ああ、相変わらずアメリカです。





posted by おうちマン at 02:49| Comment(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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