2013年11月12日

殺人容疑がかかったソフトウェア界の大物

ウイルス対策ソフトのマカフィーってご存知ですか?

使ったことはなくても、聞いたことがある方が多いと思います。

創業者の名前は、「John McAfee」。そう、「マカフィー」は創業者の名字からとったんですねぇ。(以後、この記事内では彼のことを「ジョン」と呼び、会社は「マカフィー」と呼びます。)

セキュリティソフト大手の創業者だけあって、ジョンは大金持ちです(でした?)。2008年頃、ジョンは心臓麻痺を起したり(30,40代と重度のドラッグユーザーだったせいかも)、信頼を置いていた同僚が亡くなったりといろいろあったようで、マカフィーから手を引くことにしたようです。ジョンはマカフィーを売却し、 1 億ドル(約100億円)もの大金を手にしました。

ここまでなら、一人で財をなし、後は悠々自適の生活を楽しむのみ、といわゆるアメリカンドリームのようなお話なのですが。。。

なんと、彼は今「殺人容疑者」となって、警察に追われている身なのです。殺人容疑から一年経過したジョンの現在が今日のニュースとして取り上げられていましたので、今回はこちらをご紹介。


殺人事件が起きたのは去年の12月なので、ご存じの方もいるかと思います。でも、日本ではあまり報道されてないかな? Wiki にはちょこっと載っていましたが。


2008年にマカフィーを売った後、ジョンはある意味転落の一途をたどっていきます。ドラッグ、銃、買春、暴力などなど、、、いろいろ問題を抱えていたようです。そんな中、中米のベリーズという国に移住し、新しいビジネスチャンスを開拓しようと、「空飛ぶ三輪車」を使ったスポーツ(?)、ハーブを使った薬などに手を出していきます。

結局どのビジネスも目が出ず、撤退。次第に合成ドラッグ「バスソルト」にはまっていきます。。。この頃のジョンは、ドラッグでらりった状態で銃を持ち、ビーチをふらふら歩いたりしていたそうです。


そんな中起きた殺人事件。


被害者は、アメリカからベリーズに移住していた「Gregory Faull」氏。当時52歳で、ジョンの家の近所に住んでいました。

2012年11月11日の朝(今からちょうど1年前)、お手伝いさんによって発見されたグレゴリーさんの遺体は、後頭部を銃で撃たれ、血の海の中仰向けに倒れていたそうです。


ベリーズ警察は、容疑者として「ジョン マカフィー」の名を挙げ、あっという間にこの事件が世に知られることになりました。ただ、警察としてはあくまでも「person of interest」とし、ジョンから話を聞きたいという姿勢。


しかしジョンは警察と話をすることなく、逃亡。グアテマラに逃げた後、アメリカへ戻り、現在はオレゴン州のポートランドで暮らしています。彼の言い分としては、「ベリーズ警察は信用できない。話を聞きたいとかなんとかいって殺人犯に仕立て上げられてしまう。自分は無実だ。」とのこと。

ジョンによると、「ベリーズは法治国家ではない。まるで海賊だ。自分は200万ドル(2億円)の献金を迫られたが、それを断った。すると腹いせに何十人もの兵士が私の家にやってきて荒らし回り、めちゃめちゃに破壊されてしまった。」とのこと。

そして実際、今年の5月、ジョンがベリーズに残してきた2軒の家が売買契約成立の直前に、不審火によって全焼してしまっています。これもジョンによると「ベリーズ側の陰謀」。

現在、殺人事件は未解決のまま。捜査も続行されており、ジョンはあいかわらず重要参考人として名前を挙げられています。

事件から1年たった今、ジョンはオレゴン州ポートランドで自伝作成や映画化などに取り組んでいるようです。


事件当時、ジョンは合成ドラッグ「バスソルト」にはまってたっていうし、銃を持ち歩いているの目撃されていたり、人付き合いもどんどん悪くなっていたというのを聞いて、正直、私は彼が怪しいな〜と思っていました。

でも今回事件の1年後の記事の締めくくりを読んで、ちょっと「おや?」と思いました。その記事によると、以下がジョンの言い分。

「自分(ジョン)は、ベリーズに戻る気はない。が、今まで何度もベリーズ側に『どこか中立国(ベリーズやアメリカ以外の国)でなら、面談に応じる』と申し出ているし、フロリダまでの旅費を自分(ジョン)が負担するから、捜査官がフロリダまで来てくないか、とも申し出ているんだ。Skype で話してもいいし、とね。でもベリーズ側はこれらを拒否。結局彼らは事件を解決する気なんか毛頭ないんだ。」

このジョンの意見に対し、ベリーズ警察は以下のように回答。

「ジョンの申し出を受けるかどうかは警察上層部が決めること。我々は今でもジョンから話を聞きたいと思っている。」


うーん、このやり取りを聞くと、ベリーズ側は本当に事件を解決する気があるのかどうか怪しいですよね。。。そもそも、ジョンが容疑者となった経緯もはっきりしないし。


被害者の方は無念でしょうね。。。一体彼に何があったのか、真相が究明される日は正直来ないだろうな、と思います。



posted by おうちマン at 02:34| Comment(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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