2012年05月08日

92歳が脱税。売ったモノは・・・

サンディエゴ郊外に住む92歳の Sharlotte Hydorn おばあちゃんは、元教師だったそうです。

先日、このおばあちゃんが犯した罪に関する裁判結果がでたというニュースがありました。

92歳の元女教師がどんな罪を犯したかというと、、、脱税。

いや、正確にいうと、確定申告を怠った結果の脱税って感じでしょうか。

アメリカでは毎年自分で確定申告をしなければなりません。サラリーマンも学生も主婦も自営業者も年金生活者も、収入がある人はみーんなみんなです。

でも人間年を取ってくると、いろいろ億劫になってきますよね。

このシャーロットさんも、脱税をしようとして確定申告を怠ったわけではなく、ただ単に面倒だったからやらなかったようです。

でも確定申告をせず、ちゃんと納税の義務を果たさなければ、それはやっぱり罪になるわけで。。。

シャーロットさんのおうちには、いろんな人から送られてきた小切手と、大量の現金があったそうです。ちなみに小切手は、銀行に持っていかないと換金できないので、手つかずの小切手が発見されたことから、換金する気すらなかったようです(いや、後でまとめて換金って手もありますが)。

ここまでは、まぁありふれた話です。

シャーロットさんの脱税が全国版のニュースになった理由はというと。。。

シャーロットさんは、いわゆる「自殺キット」を売ってお金を得ていたんですねぇ。

2007年に発売開始以来、約15万ドル(約1200万円)の収益を得ていたというのですから、なかなかのやり手。

自殺キットは、ヘリウムガスを使用した自殺をするためのもの。

ビニールチューブ、頭部を覆うためのフード、それに図解書が含まれていたそうですが、肝心のヘリウムガスは含まれていなかったそうです。

アメリカではお誕生日パーティとかに、個人でヘリウムガスを風船に入れて膨らませることがあるため、おもちゃやさんや、パーティグッズが売られているお店で、ヘリウムガスがタンクごと買えちゃうんですねぇ。

だからあえて、「自殺キット」にヘリウムガスを含む必要がなかったと。

それにしても「ヘリウムガス自殺」ってあるんですね。知りませんでした。

なんでも苦痛が少ない上、硫化水素が有毒ガスの発生で周囲の人に迷惑をかけるのに比べ、ヘリウムガスは風船に入れて子供が持つようなものだから、すぐに空気中に溶け込み、発見者に迷惑をかけることもないという、一石二鳥的な自殺方法らしいです。

シャーロットさんは病院で医師が使っているものを見て、「自分ならもっと患者の負担にならない、いいものが作れる」と思いつき、このセットを作り出したんだとか。

ニュース記事からは病院での使用意図はわかりませんでしたが、シャーロットさんの場合、「末期がん患者などを痛みから救うための方法」として、売りに出していたんですねぇ。

でも、買う人の年齢(未成年かどうか)、病状(うつ病患者で自殺志願者なのではないか)、など細かいことは聞かずに希望者に売っていたとか。

実際、去年この自殺キットを使って亡くなった数人は、死期のせまった病気を抱える人ではなく、いわゆる「肉体的には健康な自殺死亡者」だったそうです。

シャーロットさんは「このキットは自殺をほう助するためのものではなく、病気に苦しむ人を助けるためのものよ」と主張。

というわけで、自殺ほう助罪などには問われず、脱税の罪に対してのみ起訴されたわけです。

シャーロットさんの年齢も考慮し、禁固刑は免れ、罰金25000ドル(約200万円)と5年間の保護観察処分という判決がでました。

なんかいろいろな意味で考えさせられるニュースでした。

posted by おうちマン at 03:01| Comment(2) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月26日

超燃費のいい車を中学生チームが開発!

ミズーリ州にある Aurora 中学校に在籍する生徒たちが、超高性能な低燃費車の開発に成功しました。

驚くなかれ、なんとその燃費は 358 MPG !

っていってもピンときませんよね。

ちなみに、私の乗っている トヨタ ハイランダーという SUV車の平均燃費は 20MPG。。。とほほ、燃費悪すぎますわ。

日本で使われている単位(リットルとキロメートル)でこの中学生の車の燃費 358 MPG を計算すると、、、

なんと、ガソリン1リットルあたり 152.2 KM も走るのです。

すごいですよね。こんなのを中学生が作っちゃうってすごい。

もちろん彼ら単独で開発できたわけではなく、指導者として 産業技術インストラクターの Marcus Reynolds さんが協力したとのことです。

彼らが目指したのは、Missouri SuperMileage Challenge (ミズーリ スーパーマイレージ チャレンジ)という大会での優勝。

高校生など、なみいる強敵を破り、見事に中学生の開発した車が優勝したのです。

では、ここでどんな車だったのかをちょっとご紹介。

その車体は、一人乗り。車体重量は約160キログラムとかなり軽量。

エンジンには、通常、オートバイに使用される 1.3 馬力 35 cc Robin/Subaru モーターを採用。

特別仕様の 2 トランスミッションを備え、ボディは流線型でプラスチック製。

写真はこちら。

Car.jpg

中学生という若さでこんな本格的なものを作り出すなんて、いや〜〜〜、なかなかやりますね。アメリカの中学生。


ちなみに、これまでの燃費世界最高記録、ご存知ですか?

2005年にフランスの Eco Marathon っていうイベントで記録された、15,212 MPG (1 リットルあたり 6467.29 KM!)だそうですよ。

すごい記録ですね。

こんなすごい記録が出ているというのに、我が家の車が 20MPG (とほほの1リットルあたり 8.5 KM) なのはどういうわけよ!?

お宅の車の燃費はいかほどですか??





posted by おうちマン at 06:17| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月21日

漂流者を見捨てたクルーズ船

アメリカ人って情にあついのかと漠然と思ってましたが、ニュースを見ると、時々その思いがひどく裏切られることがあります。。。。

事件の始まりは、今年2月24日。3人の男性が、パナマの太平洋岸にあるとある小さな町を出港し、夜釣りに出かけたことから始まります。。。

上々の釣果で、上機嫌で帰路につこうとした3人組。

ところが、彼らの乗る小さなボートについていたモーターが、不調な音を立てたかと思うと、完全に停止してしまったのです。

その時点での彼らの位置は、前方に陸地が見えるものの、携帯電話の電波は届かないという微妙な距離。

救助を求めることもできず、3人は釣った魚と持っていた数リットルの水で飢えと渇きをいやしつつ、ひたすら海に流されていきました。。。

彼らのボートはなんと6日間も漂流を続け、その移動距離は160キロにもなっていきます。

そして運命の日。3月1日。瀕死の3人組は大きくて豪華な船(アメリカのクルーズ船 Star Princess 号)が比較的近くにいるのに気が付きました!

「やった助かる!!」と思った3人は必至で、持っていた赤いセーターや救命胴衣を振り回して助けを求めたのです。

そんな必死な様子の彼らに、数人の乗客も気が付きました。この乗客たちは、高性能なバードウォッチング用の望遠鏡を持っていたので、彼らの振る赤いセーターに気が付いたのです。

そしてこの乗客たちは、スタッフの一人に漂流者の存在を告げました。

ところが、このクルーズ船、彼らを救出するどころか、停まることすらせずに、予定通りに航行を続けたのです。

助かった!と思った3人の漂流者たちの脱力感と悲しみ、怒りはいかほどだったのか。。。

それからも彼らは漂流を続け、、、なんとさらに2週間も経過。

965キロも流されてから、ようやく別の船に発見され、救出されたのです。

その2週間の間に3人のうち2人は亡くなってしまっていました。。。

なんで、クルーズ船は彼らを救助しなかったのでしょうか!?

調査によると、漂流者に関する乗客たちの知らせは、船長や航海士たちに伝えられることはなかったようです。。。

このクルーズ船を運航する会社 Princess Cruises によると、過去10年間同社はクルーズの途中に30人もの遭難者を救助してきたそうです。

だから今回の1件は救助を拒否したわけではなく、連絡が船長や航海士に届かなかった、「不幸な事故」であると。。。

遭難を目撃した乗客の一人は、直接航海士や船長に伝えに行きたかったもののそれは禁じられていたので、代わりに Princess Cruises の営業担当者に連絡を頼んだそう。

そしてこの営業担当者は「間違いなく遭難者情報をスタッフに伝える」と約束したそうです。

おまけに、実際に望遠鏡で彼に遭難者を確認してもらう作業までしていたというのです。

それなのに情報は伝わりませんでした。。。

さらにさらに、この乗客は自分のキャビンに戻ってインターネットに接続し、アメリカの沿岸警備隊にメールを送って救助を要請したそうです。

でも、この情報も届きませんでした。。。(たとえ情報が届いたとしても、正確な位置情報も何もない状態では遭難者を見つけることは不可能だったかもしれませんが)

ここまでニュースを読むと、どうやら悪者はこの営業担当者であるように思えます。

どうして遭難者の情報を伝えてくれなかったんでしょうね。。。

漂流者を目撃した乗客は、二人がなくなったと聞いて、ひどく心を痛めているそうですが、果たしてこの営業担当者は何を思っているのでしょうか。。。。面倒なことになっちまったな、とか思ってないことを祈ります。

以下の写真は、目撃者の一人がとった遭難者の写真と、遭難者の拡大写真です。
こんなものを見せられて情報を握りつぶす人間の気持ちがしれません。Sounan1.jpg 

Sounan2.jpg







posted by おうちマン at 03:12| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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