2012年06月05日

本屋での過剰反応

アリゾナ州スコッツデールにある大手チェーンの本屋 Barnes & Noble でのこと。

73歳のエジプト出身の男性 Omar Amin さんは、ウィスコンシン州に住む二人の孫への贈り物を探すために、本屋にやってきました。

児童文学セクションで孫のための本を物色していたオマールさん。

ところが、男性一人が子供向けセクションにいることを、ある女性客は不審に思い、店員に通報。

すると、店員は一方的に女性の願いを聞き入れ、オマールさんに「店を出て行ってください」と言って、彼を追い出したのです。

遠方に住む孫のために本屋の絵本とかが置いてあるセクションにいるなんて、ごくごく当たり前の光景ですよね。もちろん、外から見て、そんな事情が分かるわけではないですが。

本屋なんだから、いろんな人がいろんな本を買いに来て当たり前なのに。。これが男性じゃなくて、おばあちゃんが一人絵本セクションとかにいたら、何にも言われないんでしょうね〜〜〜。

女性客がオマールさんの行動の何をみて、そんな通報をしたのかまでは分かりませんが、まぁ、何か不審を招く行動をした、ということでしょうか。。。。それにしても客を店から追い出すなんてやりすぎでしょ〜〜〜。

店員がオマールさんに「何をお探しですか?お手伝いしますよ」って声をかければ済むことだったのにね(彼が本当に子供を狙う性犯罪者だったりしたら、その声掛けで退散するでしょうし)。

ちなみに、新聞社が Barnes & Noble に今回の一件について問い合わせしたところ、広報担当の女性は「お問い合わせの一件に関して、特にコメントはありません。適切な対応がとられたと思います。」と回答。

でた〜〜〜、謝らない国、アメリカ!!!

どんな事情があるにせよ、お客様の一人に不愉快な思いをさせたことは間違いないんだから、その件についてだけでも謝罪したら??と思ってしまうのですが。謝らないんですよねぇ。

ニュースの最後には、「エジプト出身だけど、45年前にアメリカ国籍を取得したオマールさんは、Barnes & Noble 側が自分の苦情を真剣に受け入れてくれない」と憤っていると結ばれています。

オマールさんのプロフィールまで紹介しちゃうあたり、アメリカの深い闇がちょびっと感じられませんか?彼の名前は中東方面でよく見られる名前なので、Barnes & Noble 側が人種差別をしたわけではないですよ、というのを伏線として張るために、わざわざニュース記事で彼がどれだけ長いことアメリカ市民として暮らしているのかを記載したんでしょうね。

こんな小さなニュースの中に、「何気ない日常のヒトコマでも性犯罪者ではないか!?と恐れる」アメリカの母(それだけ犯罪が多いということ)、「謝らない文化」を持つ国アメリカ、「中東との問題」が垣間見えるなんて、すごいですよね。。。




posted by おうちマン at 03:15| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

第2次世界大戦で戦った軍人のお墓

アメリカに住んでいると、軍人の方々に対する感謝とか、尊敬とかを感じるときがあります。

博物館や美術館など、多くのアトラクションでは軍人割引とかもあるし、特に5月の最後の月曜日にあるメモリアルデーは、戦没将兵追悼記念日といって、兵役中に亡くなられた兵士の方々のための追悼サービスなんかが行われ、国のために戦った人や、国を守るために亡くなった人たちを敬うわけです。

今日のニュースはそんなアメリカ魂(?)を感じるニュースです。

フロリダ州にある国立墓地(Florida National Cemetery)でのこと。

定期メンテナンス作業の一環として、墓地の作業員が、あるお墓の墓石をどけたところ、そのお墓の主は段ボール箱に入れられてごく浅く埋葬されていたことが判明。

墓石に刻まれた情報を見ると、1919年生まれの Lawrence Davis Jr. さん。

WW2.jpg

アメリカでは上述したように、国のために戦った兵士への敬意から、墓石にどの戦争で戦った兵士であるかを刻むことがあるんですね。

で、このローレンスさんの場合は、第2次世界大戦で兵士としてアメリカのために戦ったようです。

ところが2004年に彼が亡くなった時、彼の葬儀を取り仕切る身内などがいなかったようで、なんと、かれは検察医が彼の遺体を詰めた段ボール箱に詰め込まれたまま、棺桶に移されることもなく、ちょっと穴をほった程度のお粗末な墓穴に埋められ、墓石が立てられたようなのです。

退役軍人会の責任者 Maurice Roan さんによると、「基本的には墓地に運ばれてきた状態のまま埋葬されることになってます。ただしそれはその箱なり棺桶なりが、きちんと封じられている場合ですが。なるべく元兵士の方の尊厳を損なうことのないよう、埋葬しています。」とのこと。

しかし、今回の段ボールに入れたまま埋葬、っていうのは、ちょっとまずいですよね。だからこそ、今回の発見がニュースになったのでしょうが。

ちなみに、フロリダ国立墓地では、家族による見送りがない元兵士のために、彼らの名前を呼び上げる式典を年に4回行っているそうです。


でも、勝手に棺桶を買って遺体を移し替える権限も資金もないそうで。。。今回の段ボールに入れられて適当に埋葬された元兵士のことが世間に伝わったことで、現在、「The Dignified Burial of Veterans Act of 2012」という、法律を制定しようという動きがフロリダ州の議員さんを中心に高まっているそうです。

この法律が制定されれば、退役軍人会により埋葬基準が確認され、国立墓地に埋葬される元兵士のために棺や骨壺を買うことができるようになるそうです。

というのが今回のニュースのあらましだったのですが、第2次世界大戦で戦った一兵士のために、ここまでの動きがでるなんて、なんだか日本とはえらい違いだわ、と思ったのでした。

第二次世界大戦時、国のために戦って亡くなっていった大勢の日本人兵士たちに、果たして私たち現在の日本人はここまで尊敬の念と感謝の気持ちを抱いているんでしょうかね。。。


posted by おうちマン at 12:46| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月01日

シアトルで銃乱射事件

昨日5月30日にシアトルにある Cafe Racer というカフェで銃乱射事件が発生しました。

カフェでは5人が撃たれ、4人が死亡、1人が重体です。そして、犯人は逃走!

その後、シアトルの中心地で車を奪おうとしてさらに女性を一人射殺し、盗んだ黒の SUV でまたまた逃走!

警察が必死に犯人を追跡し、追いつめたところで犯人は自殺。。。というなんともやりきれない結果に終わってしまいました。

ニュースに載っていた写真がある意味とても怖いのです。。。

最初の銃撃現場となったカフェに設置されていた防犯カメラの映像を静止画像として掲載したものらしいのですが、まずは1枚目。

Gunman1.jpg

2012年5月30日午前10時56分22秒のカフェの様子です。

カウンターの中には店員。カウンターにはコーヒーを楽しむ3人の男性。左側には女性客。コーヒーを買いに来たのか、カウンターに向かって歩く男性。

一見どこにでもある朝の風景ですね。

しかーし!実はこの写真に犯人が写っているのです。

では、2枚目。上記写真からわずか1分後の写真です。
Gunman2.jpg

2012年5月30日午前10時57分25秒のカフェの様子です。

倒れたイス、一人たたずむ男、左下の机のかげには被害者と思われる人の足が映っています。。。

そう、「コーヒーを買いに来た」と思われた男性が実は、、、犯人だったのです。

こ、怖くないですか?

日常の風景がたった1分の間にこんなに変わるなんて。。。

最近シアトルでは治安が悪化しているようで、先週には家族で出かけていた男性が車の運転中に、どこからか飛んできた銃弾にあたって家族の目の前で亡くなるという事件も起きているそうです。

4月終わりには、やはり無差別に車内から銃が発射され、銃撃された女性が亡くなっています。

両事件ともいまだに犯人は捕まっておらず。。。

さらにさらに、先週土曜日にはギャング同士の抗争に巻き込まれた男性がやはり拳銃で撃たれてけがをするという事件まで発生。

これらの事件に共通しているのは、被害者と加害者の間に面識はなく、たまたまそこにいたから撃たれたというもの。

つまり誰にでも被害者となってしまう可能性はあると。。。

警察はシアトル地域の治安の悪いところのパトロールを厳重にする、とのことですが、いつどこで危険に合うかわからないって怖いですね〜。


posted by おうちマン at 03:36| Comment(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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